2023-06-20 二俣川 神奈川県警察運転免許センター
はじめに
本日は休みを取って二俣川の運転免許センターまで免許更新に行ってきた。
正直言ってクタクタに疲れたが、非日常な経験で中々刺激的だったのでこうして日記として纏めておく事にする。
更新通知書が届く
5月下旬に運転免許証の更新通知書が届いた。おれの誕生日は6/30なので、その場合の更新期間は5/30から7/30までとなる。前回の免許更新時には「それ」が来るのはまだずっと未来の話だと思っていたが、正に光陰矢の如しある。
過去の記録を見返すと、前回はほぼ5年前の2018/06/08に鶴見警察署で手続きをした後、別途鶴見公会堂で違反者講習を受けたようだ。まあ今回も同様であろうと高を括っていたのだが、通知書を開くと警察署の選択肢が黒塗りされており運転免許センターでしか更新手続きを受けられなくなっていたのでその場で思わず憤死しそうになった。神奈川県の運転免許センターと言えばアクセスが悪い事で悪名が高い二俣川の運転免許センターである。学生の時に札幌運転免許試験場で免許を取得して以来、これまで警察署での更新しか対応した事が無かったので初だ。何たる事だ。
更新通知書
おれは違反運転者の区分なので幾ら憤慨した所で一切の反論は許されない。新しい運転免許証が欲しければ黙って行くしかない。果たして何の違反をしたのだろうか?と思い返したが、東京ビッグサイトからの帰り道にて、国道357号で白バイにスピード違反で捕まった気がする。夏の暑い日だったと思う。
更新通知書(裏面)
ただ、裏面を見ると、運転免許センターで更新手続きを行う場合は写真の持ち込みは不要とある。
おれは証明写真を撮るのが何より面倒で仕方が無いのでこれだけは助かった。証明写真を撮る以上に面倒な事は中々無いと思う。
二俣川へ
本日6/20は予め休みを取ると宣言していた。6/17-18は妻に付き合って始発で名古屋に行っていたために実質的に休みが取れていない所だったので丁度良い。午後は13:00から開始だったのでそれに間に合うように09:30頃に起きた。朝飯を食べながらしげしげと更新通知書を見返していたのだが、そこで自らの勘違いに気付いてしまった。
- 優良者講習:午前 08:30~11:00・午後 13:00~16:00
- 違反者講習:午前 08:30~11:00・午後 13:00~14:30
優良者講習の方が短い(30分)のに、午後の時間枠が13:00~16:00となっており違反者講習の13:00~14:30より長くなっている。違反者講習の「13:00~14:30」は受付可能時間であり、この時間枠で講習が行われる訳ではないのだ。別に13:00に着かなくても14:30までに受付を済ませれば良いのである。そもそも違反者講習は120分あるのに13:00~14:30は90分しかない。枠が足りない。ちょっと考えれば算数で時間の計算を習った小学生でも分かる事だろう。
つまり、必ずしも13:00までに現地に着く必要が無ければ09:30より後まで寝られていた筈だ。昨日までの自分の余りの頭の悪さに改めて憤死しそうになった。二度寝するには今更だったので、不貞腐れながら着替えて当初の予定通り13:00を目掛けて出る事にした。いきなり出鼻を挫かれてしまったがこのような不愉快なイベントはさっさと終わらせてしまおう。
運転免許センターの最寄り駅である二俣川駅は相鉄線の駅である。そのため横浜駅で相鉄線に乗り換えした。以前に仕事で天王町駅近くの横浜ビジネスパークへ通っていた事があるが、既に20年前の話だ。相鉄線に乗るのは一体何年振りだろう。もしかすると20年間乗っていなかったかも知れない。少なくとも記憶には残っていない。
二俣川駅から
12:21に二俣川駅に着いた。駅前からバスが出ているとの事だったが、バス乗り場の場所がイマイチ分からなかったので運動を兼ねて愚直に歩く事にした。徒歩で約15分との事だったので歩ける距離だろう。
運転免許試験場
GoogleMapに頼りながら歩いているとこのような標識が出てきた。どうやら道は間違っていないようだ。幸い曇天で気温は高くなかったがここから緩やかな登り坂になり、移動手段に徒歩を選んだ事をやや後悔し始めた。
神奈川県警察運転免許センター
歩くのが嫌になってきた辺りで、やっと目的地である運転免許センターに到着した。写真にある通り、この施設の正式名称は「神奈川県警察運転免許センター」のようだ。さっきの写真の標識は「運転免許試験場」だったし名称を統一して欲しいと思った。
1.2kmあるので手間でもバス乗り場を探した方が楽だった。20分以上歩いた。→歩いたルート
運転免許証更新手続き
12:40過ぎにセンターに入る。初めての場所なので全く勝手が分からないが、沢山の人が並んでいたのでその列に並ぶ事にした。
手続きの大まかな流れとしては以下の通りである。
①申請書の印刷
- 到着時に人が並んでいたのはここだった。機械に免許証を読み取らせて申請書を印刷する。
- 運転免許センター内ではここで印刷された申請書を使って以降の手続きを行う流れとなる。
②申込書の記入
- 申込書には読み取った運転免許証が転写されている。カナ氏名・漢字氏名・電話番号・生年月日を記入する。
- 住所・本籍を変更したい場合はここで記入する。現住所から変更しない場合は記入不要。
③収入印紙の購入
- 窓口で収入印紙を購入する。購入時に使用可能なのは現金のみ。
- 優良運転者は3,000円、違反運転者は3,850円支払う。3,000円・800円・50円の収入印紙を渡された。
- スポンジ等は見当たらなかったので舐めて貼った。コロナ禍なので仕方が無いのだろうと思う。
④適性検査
- 上記①②③までは13:00前にも動いていたが適性検査は13:00きっかりの開始だった。
- 適性検査は部屋はABCDEFGの7部屋があったが本日はCDEFGの5部屋しか稼働していなかった。
- ここでの適性検査で測られるのはあくまで視力であり危険思想ではない。文言で焦った。
⑤写真撮影
- 最後に免許証に使用される写真撮影が行われる。自分で写真を持ち込まなくても良いのが助かる。
上記①~⑤は完全な流れ作業で行われそのオペレーションも洗練されている。ワクチンの集団接種会場を思い出した。
運転免許証受領書
⑤で現在の運転免許証は取り上げられて、キーアイテムとしてオレンジ色の紙を渡される。ここで便所に行って小便をしながら「この状態で立ち去ったらどうなるのだろうか?」と考えたが、単に免許失効扱いとして処理されるだけだろうな。考えるだけ無駄だ。
上の写真の通り、【第6】の押印がある。これは講習を受ける会場の番号を示している。運転免許センターには幾つかの会議室が用意されており、自分が振り分けられた場所へ行くという次第だ。14:25頃に会場に入る。入った際に教官から教本と鉛筆を受け取った。運転免許証と引き換えに写真の運転免許証受領書に署名をして提出する事になるのだが、鉛筆は筆記用具を持って来ていない粗忽者の為に貸出ししてくれるものだ。
講習は14:40開始だったので飲み物を買った。講習中も飲み物は飲めるが注意書きに(アルコールを除く)とあったので思わず笑ってしまった。過去に缶ビールを持ち込んだ不届き者でもいたのだろうか?さて肝心の講習だが、最初に講師役の教官から、「これは法定講習なので最初から最後まで全部居眠りすると免許貰えないよ」と注意事項が説明される。要するに舐めた態度は許されないという警告だ。どの程度までなら居眠りしても許容されるかは不明である。弾力的に解釈されるのであろうがチャレンジする気は起きない。利根川先生も賭博黙示録カイジにて「居丈高になるのは決定してから…過程においては徹頭徹尾、頭を垂れ、服従を装った方が利口…こんなことは…世渡りの基本も基本…大原則だっ…」と仰っておられる。
最初に20分程度のビデオを見た後に自分の適性を判断し、その後は講師の講義を受ける貌となる。1時間経った所で5分間の休憩が入り16:40にやっと終了となった。無論受けずに済むのならそれで済ませたい講義だが、どうせ受けねばならぬのなら真面目にやろうと思い、真剣に講義を聞いた。
真剣に取り組めば何事もそれなりに面白いものだ。特に印象に残っているのは以下。
- 令和4年は交通死亡事故者数2,610人であり、6年連続で過去最低を下回った。なお、過去最悪だったのは昭和45年(1970年)の16,765人。交通戦争と言われていた頃だろう。
- 右直事故の説明で聞いた話。人間の目は左右の動きは実際よりも早く、正面からの動きは実際よりも遅く錯覚してしまう。
そのため、正面から二輪車が来ている場合の右折のタイミングは難しい。
講習後は晴れて運転免許証受領となるのだが、この時の渡し方が面白かった。誕生日の末尾1桁でグループ分けして受け取る、というものだ。つまり01日・11日・21日・31日生まれは同じグループとなる。この分け方が最も均等に負荷分散できるのだろう。少し考えてみると、確かに負荷分散の際に(数値の)PKの末尾1桁で振り分けというのは、誰にでも思い付く一般的な方法だ。
その後
免許証を受領した後はこんな場所には用は無いのでさっさと引き上げる事にする。iPhoneの残存バッテリーも50%を割っているし、自宅を出る際に吸った煙草が最後なのでニコチンも切れた。帰りは下り坂なのでバスを待たず駅まで歩く事にした。違反をしなければ更新手続きは警察署で完結し、二度とここには来ないで済む筈だ。少し街の様子を見ておこう。
モバイルバッテリーは持って来ていたが何故か反応してくれなかったので、マクドナルド 二俣川アルコット店に入って充電をする。基本的には暦通りの職に就いているので平日の夕方にこうしていると背徳的な気分だ。先程受け取った教本を読んで30分程度過ごす。どうせ二度と読まないのでせめて今日だけは読もう。
その後、駅に向かう途中でドトールがある事に気付いた。ここなら喫煙席もあるし充電もできた。今日は何をやっても駄目な日だな。乗り換えでどうせ降りる事になるので、横浜に移動してから吸おう。
横浜駅に到着したのは17:15だった。横浜駅周辺も昔に比べると大分清潔になってきた気がするが、相鉄線乗り場の横浜西口五番街の周囲は相変わらず浄化されずきったねえエリアが広がっている。地べたに座り込んで缶チューハイを飲んでいる奴もいるし、治安が悪いと何かと揶揄される川崎にも負けず劣らずだと個人的には思っている。パチ屋の喫煙所に入るかと思ったが五番街をブラブラと歩いていると、灰皿を発見したのでそこでやっと一服した。
折角横浜に来たので1時間程散策して18:30過ぎに京急線に乗って帰宅する。結局丸一日使ってしまった。




