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2026-08-01 禍福倚伏死生有命

前の日記

夏祭り

おれが所属している町内会ではこの時期にお祭りがある。町内会の幹事になった際は、おれも当日に子供神輿の引率でお祭りに参加した。あれは確か10年以上前の出来事だったと思う。面倒だが町内会の付き合いは大切だ。それは地域社会で暮らすために必要なコストだと考えている。

当時もかなり暑かった記憶があるが、昨今は更に暑さが厳しい。妻は「こんな暑い時期にやらなきゃいいのにね」と毎年気軽に言うのだが、神事なのでそう簡単に日付を変えられないのだろう。とはいえ祀られる神様サイドも「お前らこの暑いのに何やってんの?」と呆れていそうではある。だが、流石に子供を長時間歩かせるのは危険な気温になったためか、昨年辺りから神輿は夕方に出るようになった。夕方の方が地面に熱が溜まって気温が高くなるので、いっそ午前中の早い時間にやればどうかとも思うが、朝っぱらからというのも調整が難しいのだろう。

夜店に行く

お祭りの際は近所の小学校で夜店と盆踊りが催される。今の家に引っ越してきた当初は新婚で初々しかったため、「よ~し、お祭りに行こう!」と喜び勇んで出掛けた。だが、余りにも夜店の規模がショボかったため、ショックを受けて特に何も食べずに帰ってきた。恐らく父母の有志のみでやっていると思われるので、仕方がないとは思う。そこは責められない。

そんな悲しい事件があって以来、小学校のお祭りには行かなかったのだが、今年は夜になって妻が唐突に「夜店で焼きそばとか食べたい!」と言い始めた。おれは日課のウォーキングを終えて全身汗だくになり、シャワーを浴びて身を清めて、今夜は休み前だしホラー映画でも観ながら冷えたビールを飲もうと考えていた直後である。昼過ぎの時点では「別に行かなくていいよ」って言ってなかったか?と思ったが、これこそ女心と秋の空であろう。シャワーはまた浴びればいい。妻に携帯型扇風機を持たせて出掛けた。

件の小学校は徒歩5分程度の距離にある。時刻は18:00を回った頃だったがまだ蒸し暑い。さて肝心の夜店だが、10年前より更に規模が縮小しており、かき氷とスーパーボール掬いの店しかなかった。焼きそばは影も形もない。盆踊りも知らない曲ばかりだったのでトボトボと帰った。盆踊りといえば、妻とおれが連想するのは北島三郎が歌う室蘭ばやしなのだ。

帰り道のスーパーでオムそばと半額の刺身を買って食べた。これも思い出として記憶されるだろう。

映画 呪詛

アクシデントはあったが、予定通りNetflixで呪詛を観ることにした。これは台湾のホラー映画である。

おれはホラー映画が好きで、中でも特に日本のジメッとしたホラーが好きだ。トータルで一番気に入っているのは残穢だろうか。日本人の感性には日本のホラー映画が合う。無論、欧米のホラー映画も悪くはないしよく観る。だが、モンスターを映像としてモロに映してしまうハリウッド的演出の是非は別として、「怪異の正体は悪魔でした!」と言われても、それは別に恐怖には繋がらないのである。これは単なる文化の違いだ。特におれにとって悪魔はDiablo4で物理的にブッ殺す対象でしかない。物理が効くなら大して怖くない。それこそ米軍の出番だ。

その意味で、呪詛はとても感性に合う映画だった。冒頭に流れるカウンセリング映像での「知れば知るほど不幸が起こりやすくなる神」のくだりや、直後に流れた警官が自殺する映像も怖い。物語の発端となった儀式の映像も無茶苦茶怖い。終盤の「絶対に入ってはいけない地下道」の映像よりも、地下道から出てきた後の映像の方が怖かった。物語のオチ(主人公の目的そのもの)は途中から「これはリング的なアレかな?」と予想できたが、それによって怖さが軽減されることはなかった。終始、気味が悪くて最高の作品だった。満足した。

火佛修一心薩嘸哞 ホーホー シオン イーシー セン ウーマ
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