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2026-09-23 北海道帰省

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連休最終日

昨夜は酒を飲んでいないのに11:00近くまで死んだように寝ていた。昨日は思い付きで長万部町まで往復で運転し、更にその後で温泉に入ったことにより、溜まっていた疲れが一気に出たのだろう。休みと言えど生活環境が変わると否応無しに疲労する。

母は今朝の早い時間に、実家がある岩手県北上市に移動している。親父は母を東室蘭駅まで送った後、物置で大工仕事をしていた。先日75歳の誕生日を迎えたばかりなのに元気なものだ。デスクワークの人間とは土台の体力が違う。おれにもその体力が欲しい。

実家に隣接している祖父母の家だが、祖父がC型肝炎で68歳で亡くなり(これはもう30年くらい前だ)、祖母の認知症が進行して施設に入った(これも10年くらい前だと思う)後は空き家になっていたのである。暫くは物置きとして使っていたようだが、今年になって親父が蕎麦打ちに使うようになった。今回の大工作業はその一環で、蕎麦打ちに使う棒を壁に設置しておく器具を自作しているらしかった。

蕎麦打ちには長さの異なる棒を三本使う(と親父から聞いた)。祖父も親父も手先が器用で、こういった物は自分で木工作業をして何でも作ってしまう人だった。親父は祖父から受け継いだ鉋(かんな)をまだ使っているとのことである。

昼飯

  • オムライス
    親父が作ってくれたオムライス

12:00過ぎに親父がオムライスを作ってくれた。旨い。午後は二人でどこかに出掛けようかと思っていたが、大工仕事に夢中になっているようだったので誘うのは止めておく。大工仕事の後は町内会の仕事をするらしい。真面目だ。

車は自由に使って良いとのことだったので、今日も昨夜と同じく室蘭温泉ゆららに行くことにした。明日は移動日なので今回の連休は実質的に本日が最終日である。昨日は長万部まで行って運転を満喫したし、今日は遠出をやめてゆっくり過ごそう。

絵鞆臨海公園へ

ローソン 室蘭輪西町二丁目店


  • 室蘭方面へ向かう道

  • 東室蘭方面へ向かう道

  • 車社会なのでそれなりに車は通る

今日も室蘭新道は通らずに下の道を通ってゆっくり運転する。今日までは祝日で休みだし、慌てる必要は何もない。

珈琲が飲みたかったので適当に目に入ったローソンに入ったら昨日と同じ店だった。店員も同じ兄ちゃんだったので若干気まずい。というのも一瞬「あ、こいつまた来たな」という顔をされたからである。

絵鞆臨海公園

室蘭おんせんゆららの近くには市立室蘭水族館がある。久々に水族館に行くのも良いかなと思っていたのだが、いざ行ってみると連休中のためか駐車場がかなり混んでおり驚いた。帰宅して親父に聞いたところ、休日はかなり賑わうらしい。おれにとって色々思い出深い水族館なのでこうして人が沢山来るのは喜ばしいことだが、最終日はゆっくり過ごしたかったので今回はパスした。

水族館の向かいには白鳥大橋記念館があり、その隣には絵鞆臨海公園という洒落た臨海スポットがある。本日はそこで過ごすことにした。

絵鞆臨海公園 その1

  • 絵鞆臨海公園
    ここから遊覧船が出ているようだ
  • 絵鞆臨海公園
    船の後ろには大黒島が見える
  • 絵鞆臨海公園
    内湾なので波がほぼ無く静かな海面だ

とても気持ちの良い天気の連休最終日だった。暑くもなく寒くもない快適な大気と柔らかな日差し。控え目に言っても最高に幸福な休日だ。

海を眺めながら煙草を吸って、ちびちびと濃い目の珈琲を舐めて過ごした。幸せである。おれはこういう静かな休日がずっと欲しかった。

絵鞆臨海公園 その2

  • 絵鞆臨海公園
    巡回船の繋留作業をしている
    会釈をすると返してくれた
  • 絵鞆臨海公園
    白鳥大橋の向こうの山に風力発電の風車が連なっている

この絵鞆臨海公園はいつ頃に整備されたのだろうか?

大学生の時には同じ研究室の先輩と車で来たし、高校生の時には友達と自転車で来た記憶もある。そう考えるとかなり前だ。当時から既に衰退の兆しは見えていたものの、ここまで人口減少が進む前の時代だろう。来るのはいつも夜だったが昼も良い。

絵鞆臨海公園 その3

  • 絵鞆臨海公園
    室蘭市の鯨のマスコット
  • 絵鞆臨海公園
    広々としてとても気持ちが良い
  • 絵鞆臨海公園
    アカツメクサが生えている

秋晴れの日差しを浴びながらしばらく過ごしていると、ヘルメットを被った団体がガヤガヤと賑やかに通り過ぎていった。先ほど写真を撮った遊覧船に乗るようだ。近年、室蘭市は観光に力を入れており、海から工場の夜景を見るというナイトクルージングなどもある。

次は波打ち際に行ってみよう。

波打ち際

  • 絵鞆臨海公園
    長く伸びる防波堤の向こうには大黒島が見える
  • 絵鞆臨海公園
    前は防波堤に釣人がいたが今は立入禁止である
  • 絵鞆臨海公園
    波は静かで水面に日差しが反射している

石段が水を被っているがここは浮上した海底都市ルルイエではない。

今はこうして冠水しているが、潮が引くと柵の所まで海水が引くのである。潮の満ち引きの加減をきっちり計算して造ってあるのは大したものだと思った。建設方面は素人なのでただ感心するばかりである。波音を聞きながら珈琲を残りを飲んで独りたのピクをした。

るるいえ

  • 絵鞆臨海公園

波打ち際には家族連れが多く、子供たちは靴を脱いで水に入って遊んでいた。こんなに海が近くにあるのにただ見ているだけなのは勿体無い。折角なのでおれも靴下を脱いで、思い切って海に足を入れてみた。

どうせこの後は温泉に入る予定なのだ。多少の汚れは気にせず、童心に帰り生命のスープに足を浸した。引っ掻き傷に少し塩水が染みたが、水がひんやりと冷たくて何とも気持ちが良かった。このまま爪先から蕩けて海に還りたくなる。昨日、室蘭港中央埠頭から怖々と眺めた海には「落ちたらほぼ確実に死ぬ」というプリミティブな恐ろしさがあったが、この海は親しげで優しかった。

セブンイレブン 室蘭港南町店

  • セブンイレブン 室蘭港南町店

14:00過ぎまで絵鞆臨海公園で過ごし、さてもう一服してから温泉に行くかと思って鞄を探ってみたところ、革製の煙草ケースが鞄の中に見当たらない。ここに着いてから珈琲を飲みつつ一本吸ったのは確実なのだが、一体どこに消えてしまったのか。

そもそも最初から持ってきていなかったのかなと考え、仕方がないので車を運転して最寄りのコンビニに向かいそこで煙草を補充した。この煙草ケースは帰宅してからも出てこなかったので、やはり園内を歩き回っている間にどこかで落としてしまったのだろう。今考えると真面目に探してみるべきだったと思うが今更後の祭りだ。残念だが寿命だと考えるしかない。

室蘭温泉ゆらら

  • 室蘭温泉ゆらら
    また来たぜ!
  • 室蘭温泉ゆらら
    休憩室からの景色に夏の終わりを感じる

昨夜は夜だったのでそれなりに混雑していたが、それに比べるとこの時間の温泉は空いていた。家族連れが少なくお年寄りばかりだ。

今日はゆっくり過ごすのがテーマなので、体を洗って髭を綺麗に剃り上げた後は露天風呂に入り外気浴をした。昨夜は寒かったので、裸で外の椅子に腰掛けているとすぐに体が冷えてしまったが、昼間は暖かく丁度良い塩梅である。ここの露天風呂は温めなので、室内の熱めの風呂に入る→外の椅子で外気浴→露天風呂を繰り返した。外で全裸でいるのは気持ちが良い。暖かくなると露出狂が増えるのも理屈として分かる。

掲示板

温泉の掲示板には色々な掲示物が貼られている。おれはこういうのが好きで、見掛けるとつい写真を撮ってしまうのだった。

風呂上がり


  • 温泉の露天風呂からはこの景色が見える

温泉の駐車場から再び絵鞆臨海公園まで歩き、一服して少し涼んだ。既に日が落ち始めている。秋の夕暮れは早い。

白鳥大橋の下


  • 謎のコンクリートブロックが並んでいる

  • ネットが貼ってあるが破れ放題だ

  • 巨大なコンクリートブロック

温泉にも入り本日の観光ミッションは全て終えた。後は帰宅して親父と晩飯を食べ、明日の準備をするだけである。

帰りは白鳥大橋を通って帰ろうと考えたのだが、そういえば白鳥大橋に曲がる手前に知らない道路があったなと思い、帰宅する前にそちらに行ってみることにした。こうして室蘭に滞在できる時間もあと僅かだ。

道路をそちらに曲がってみると、白鳥大橋の近くまで寄ることができた。遠くから眺めれば美しい白鳥大橋だが、ぐっと近付いてみると写真の通りかなり荒れ果てていた。慢性的な財政難に苦しむ室蘭市ではここまではとても整備の予算が行き渡らないのだろうと思う。

ワールドエンド

ここが世界の最果てだ!

晩飯と晩酌

和牛焼肉彩苑 金太郎

  • 和牛焼肉彩苑 金太郎
    肉の写真を撮るのは忘れた

晩飯は中島(東室蘭の繁華街の呼称)にジンギスカンを食べに行こうと思っていたのだが、親父が近場の焼肉屋にしようと言うのでそこにした。徒歩で行ける距離なのでビールも飲める。今回は積丹で寿司を食べたし室蘭焼鳥もカレーラーメンも食べたしジンギスカンに対してそこまで強いモチベーションはない。動かずに食べてばかりいるので常に満腹気味だ。車の運転ではそんなに腹は減らない。

ということで中島サンプラザの焼肉屋にある和牛焼肉彩苑 金太郎に来た。既に日が暮れており真っ暗だ。中島サンプラザにはテナントとして本屋が入っており、大学生の頃まではいつもそこで本を買っていた。今はもうない。現在、室蘭市にまともな本屋は残っているのだろうか?

メニューには申し訳程度にラム肉があったのでそれを食べた。ここで飲むか帰って飲むかの選択だが、家にビールと日本酒があるとのことだったので、ビールを2杯ずつ飲んで帰宅した。

純米吟醸 浦霞禅

  • 浦霞禅
    純米吟醸 浦霞禅
  • 浦霞禅
    宮城県の日本酒のようだ

帰宅して親父と二人で日本酒を飲む。手際良くつまみの冷奴を出してくれた。

今回の帰省では随分日本酒を飲んだ。親と酒を飲むのは親孝行だとおれは思っている。酒を飲む前に祖父が亡くなってしまったのが残念だ。

親父と猫

テレビでは第20回アジア競技大会が流れていた。数年前に帰省した際にもアジア大会が開催されていた気がする。

猫が甘えて親父の腹の上に乗っていた。今回は猫も大分慣れてくれた。

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